MySQLをバージョン 5.5.x から 5.7.x へ変更
WordPressのブログ「酔言(すいげん)」をリセットした後、最新のWordPressの要件を確認しました。少なくともPHPとデータベースであるMySQLに関して、推奨される要件を満足させておく必要があります。
- PHP:バージョン 7.3 以上
- MySQL:バージョン 5.6 以上
- HTTPS 対応
上記がオフィシャルの推奨要件のようです。推奨要件に関しては「要件 | WordPress.org 日本語」に記述がありますから、確認しておくことが重要です。
PHPのバージョンは、WordPressをリセットする時にバージョンを 5.5.x から 7.3.x へ切り替えているので上記の要件を満たしているのですが、データベースであるMySQLに関しては、ブログのリセット時にはバージョンが 5.5.x だったので要件を満たしていない!
そこで、MySQLも要件を満たせるように、バージョンを 5.5.x から 5.7.x へ切り替えました。PHPやMySQL等に関する切り替えはレンタルサーバーによってもその仕様が違うようですから、確認する必要がありそうです。ただ・・・
古いバージョンの PHP や MySQL しか使えない古い環境にいる場合でも、WordPress は PHP 5.6.20以上及び MySQL 5.0以上で動きます。しかしこれらの古いバージョンは既に公式でサポートが終了しており、サイトを脆弱性にさらす危険性があります。
引用元:「要件 | WordPress.org 日本語」より
本ブログ「酔言」は・・・「Xserver(エックスサーバー)」を利用して運用していますので、PHPやMySQLの切り替えはとっても簡単でした。管理画面から「PHPの切り替え」で設定を変更すれば良いし、同じく管理画面画からMySQLを設定すれば完了できます(「MySQLの設定 | レンタルサーバー【エックスサーバー】」を参照)。ただ、それだけでは「データベースアクセスエラー」ってメッセージがポップアップされてしまいます。
そこで「wp-config.php」というファイルを修正します!このファイルに関する修正は、「wp-config.php の編集 – WordPress Codex 日本語版」に詳細が説明されていますので、参考にするのが適切と考えます。
本ブログでは、既にWordPressおインストール、古いMySQLの中身を「空」にして、バージョン変更を実施しているので、「wp-config.php」を適切に設定すれば問題はないはず!
「Xserver(エックスサーバー)」のファイル管理から、「wp-config.php」の編集から、以下の部分を正しく(MySQL変更後の設定)設定することで大丈夫!
// ** MySQL 設定 - この情報はホスティング先から入手してください。 ** //
/** WordPress のためのデータベース名 */
define( 'DB_NAME', 'database_name_here' );
/** MySQL データベースのユーザー名 */
define( 'DB_USER', 'username_here' );
/** MySQL データベースのパスワード */
define( 'DB_PASSWORD', 'password_here' );
/** MySQL のホスト名 */
define( 'DB_HOST', 'localhost' );
/** データベースのテーブルを作成する際のデータベースの文字セット */
define( 'DB_CHARSET', 'utf8' );
/** データベースの照合順序 (ほとんどの場合変更する必要はありません) */
define( 'DB_COLLATE', '' );
特に上記のコードにある「MySQLのホスト名」が変わっていることが多いので、正しく修正する必要があります。
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