海水水槽復活のために水槽の仕様を確認する
およそ10年間も眠っている海水水槽を復活させる!そんな事ができるのか。何はともあれ、トライするしか最終判断ができません。その手始めに水槽の仕様を再確認する必要があります。当時は、結構いい加減に目分量なんてのを駆使していたので、詳細を確認するのは始めてです。
亡き妻が、2011年3月11日の大震災後、「二度と見たくない」と大きな布を被せて封印した水槽。うっすらと石灰藻と塩が面に付着しているし、中を見ると無惨にも、当時、水槽内に落下したメタルハライドランプがそのまま放置され、空っぽの水槽内で錆びてボロボロ。停止した水槽用のクーラーも、震災が原因ではないと思いますが、明らかに壊れています。そもそもクーラーは容量不足で機能しなかったような記憶がある。
震災の影が残る水槽の仕様を先ずはおさらい!
項目 | 仕様 (幅 x 高さ x 奥行き) | 備考 |
---|---|---|
水槽本体 (オーバーフロー式) | 90 cm x 60cm x 60cm (324リットル) | 当時(2011年)海水水槽としては小さい。 – 水槽:「アクアマリンプロ」製 – 水槽台:「マーフィード」製 |
濾過槽 (2層式ウェット濾過) | 60cm x 40cm x 45cm (108リットル) | ちょっと小さいかな〜と感じる濾過槽。 – 1層目は濾材(珊瑚濾材) – 2層目はプロテインスキマー |
濾過部 | 25cm x 40cm x 45cm (45リットル) | 珊瑚濾材 (安価だから・・・という理由) |
上記から、総容量は、水槽と濾過槽を含めて432リットル。水量は、当然ですが432リットルよりは少なくなるとは思いますが、それでも周辺機器の規格は「450リットルの水量」を前提に選択していくことにします。
最近の雑誌を眺めていても、海水水槽においては「オーバーフロー式」がいまだ健在のようです。ちょっと安心しましたが、震災の経験を活かして、地震対策が必要だと考えています。
上記の他に以下の周辺機器を装備していますが・・・再稼働するとはちょっと思えませんが・・・
品目 | 製品 | 備考(規格等) |
---|---|---|
メインポンプ | レイシー RMD-401 | 最高揚程:4.6m 容量:45リットル/分 |
プロテインスキマー | H&S 850 | 特記事項なし |
照明 | メタルハライドライト | 水没により再利用不可 |
クーラー | レイシー | 故障(外部モーターを外付け) |
以前の記憶をたどると・・・メインポンプの容量が少なく、水槽全体の水流が弱かったな〜との印象。クーラーは、明らかに容量不足。どうやら、色々と改善の余地がありそうです。
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