2年連続でピンク系コチョウランが開花したのは「ズボラ栽培」の成果
昨年の続き、ピンク系コチョウランの開花が始まりました。3鉢あるもの全てで開花です。中輪系のコチョウランだと信じているのですが、今年も結構大輪です。昨年に比べると花数が少ないかな〜とも思いますが、連続で咲いてくれるのは、やっぱり感動する!
まだまだ、つぼみが多く、これから約1ヶ月を掛けて更に開花が進み、もう少々立派になるともいます。私個人としては、お店で見かけるような支柱を立てたり、花の向きを整えたりということ必要最低限だけ実施。全く整えないと置き場所に困ってしまうので。
ところで・・・2021年3月の雑誌「趣味の園芸」は、「はじめてのラン」と称してランの栽培特集が掲載されています。当然ですが、コチョウランに関しても「超ズボラ栽培」というタイトルで。
う〜ん・・・内容はというと・・・
「水やりは1週間〜10日に一度」と「肥料は花後に1度」ということに関しては、確かに「ズボラ」と言えますが・・・コチョウランを置く場所で;
- 10℃以下の部屋はNG!
- 30℃以上の部屋はNG!
- エアコンの風が当たるのはNG!
- 直射日光が当たるのはNG!
- 極端な乾燥や湿気はNG!
実はこれが難しい!温度はなんとかなるけど、乾燥や湿気、つまり湿度管理が最も難しいと思います。逆に言うと湿度管理ができれば、コチョウランの栽培は必ず成功します。実際に栽培してみると、年間を通して60%の湿度を維持することって、普通の部屋ではほとんど不可能だと思うんですよね〜
あくまでも渡しの場合ですが、上記の「NGリスト」に関して、以下のように対策しています。つまり、それができれば成功する!
- 10℃以下の部屋はNG!=> 寒さに対しては、暖房等によって部屋を温めること!
- 30℃以上の部屋はNG!=> これは、可能であれば程度。ただし、サーキュレーター等で周囲の空気を動かすこと!
- エアコンの風が当たるのはNG!=> 実現は簡単!
- 直射日光が当たるのはNG!=> カーテン越しで大丈夫!
- 極端な乾燥や湿気はNG!=> 苦肉の策として、気が付いたら葉水。特に葉の裏に!
夏場には、エアコンの風はNGですが(乾燥することと、温度差のある風ということがNGと考えています)、サーキュレータ等で風を循環させることが重要です。これによって、酸素を巡回させることができるし、周りの温度を下げることできます。もう一つ、周囲の空気が動かないとカイガラムシが発生し易い!
ズボラ栽培・・・上記を考えると簡単には行かないですよね〜
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