マイローズ「ばらの肥料」、「ばらの液体肥料」、「ばらの活力剤」の月間施肥計画(ばらの鉢植えの場合)

バラの世界

2020年も3月になりました。いよいよばらシーズン突入なので施肥計画を確認します。2020年は住友化学園芸の「マイローズ」シリーズにお世話になることにしましたので、各肥料にある利用方法を参考に自分流にアレンジした施肥計画を記載しておきます。

住友化学園芸「マイローズ」

はじめに前提条件を

所有している「ばら」は全て四季咲種といって、年間で、春・夏・秋に開花があると評価されている「ばら」の品種です。ただ、そう上手くは咲かない品種もあったり、シーズン中、何度も咲いてくれるような品種があったりして。そんな「ばら」に対する施肥方法は単純に方程式化出来ませんが、それでも以下のような4つのシーズンを自分で勝手に決めています。

  1. 春(3〜5月):最初の「ばら」の開花はゴールデンウィークすぎが多いようです。先ずは、この開花のために全力を尽くします。
  2. 夏(6〜8月):速い品種は8月下旬頃から開花が始まります。セカンドシーズンに向けての方程式を決めておく必要があります。
  3. 秋(9〜11月):11月頃に開花してくれる品種があり、この時期のメンテナンスは、次年度も見据えての施肥が必要だと考えています。
  4. 冬(12〜2月):1年の総括と来年度への準備になります。特に年間総括は重要で、剪定をどうするのかを熟考しながら施肥を決めていく必要があります。

では、「俺流の施肥方法」を明記しておきますが、メーカー推奨の方法とは多少違っていますのでご注意を(と言っても参考にする方は少ないかな・・・)。

春(3〜5月)

ばらシーズンが本格化する3月です。この時期の肥料は、春の1番花に大きく影響しますから、しっかりと施肥しておきたいと考えています。また、液体肥料よりも活力剤を重視したい時期でもあります。

肥料施肥頻度3月4月5月
ばらの肥料月1回○(月初)○(第4週)
ばらの液体肥料週1回○(第3週目)
活力剤週1回○(月初)

夏(6〜8月)

1番花が終わった頃を「夏」と考えると、6〜8月を「夏」とするのが適切かな、と考えています。この時期は、株は最初の開花のためにエネルギーを使っているので、その回復が重要です。6月はちょっと休憩して、7月から一気に2番花に向けて勢いをつける必要があります。

肥料施肥頻度6月7月8月
ばらの肥料月1回○(月初)
ばらの液体肥料週1回○(第3週)
ばらの活力剤週1回○(月初)

秋(9〜11月)

2番花を咲かせた株には、黒星病やうどんこ病がでているのではないでしょうかね。秋の花は、春よりも鮮やかと言われているようですから、しっかりと秋花対策をするのがベスト。

肥料施肥頻度9月10月11月
ばらの肥料月1回○(月初)
ばらの液体肥料週1回
ばらの活力剤週1回

冬(12〜2月)

殆どの「ばら」は休眠期に入る、というのが以前からの定説ですが、最近の異常気象状況から12月にも開花を迎える株もあるようですが・・・私は蕾の段階でピンチしてしまって休息と取らせるようにします。既に来年に向けて咲かせずに根や枝の充実を中心に意識します。

肥料施肥頻度12月1月2月
ばらの肥料月1回○(第4週)
ばらの液体肥料週1回
ばらの活力剤週1回○(月初)

総括

上記はあくまでも「関東地方」での施肥方法を「俺流」として総括しています。ばら栽培では「これが正しい」ということはなく、それぞれの方々で工夫すればよいのではないでしょうかね!

私は、ばら栽培に関しては、可能な限りシンプルに、長く継続できる方法を自分なりに見つけていくのが、結構楽しいのではないでしょうかね・・・

本投稿記事に関する内容は、あくまでも2020年の計画で、経験に基づいているとはいえ、途中で変更するかもしれないし・・・